ヘルニアとは?その原因と予防策、対処法について 川崎市小田栄・整骨院
2025年03月07日
ヘルニアとは、体内の組織や臓器が本来あるべき位置から飛び出してしまう状態を指します。特に腰椎椎間板ヘルニアは、整骨院に通われる方の中でも多く見られる症状の一つです。今回は、ヘルニアがどのようにして起こるのか、予防策や対処法について詳しく解説します。
ヘルニアが起こる原因
椎間板ヘルニアは、背骨の間にある椎間板が圧迫され、内部の髄核が飛び出してしまうことで発生します。これにより神経が圧迫され、痛みやしびれが生じます。主な原因として以下のようなものが挙げられます。
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加齢:年齢とともに椎間板の水分量が減少し、弾力性が失われる。
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姿勢の悪さ:長時間のデスクワークや猫背など、不自然な姿勢が続くことで背骨に負担がかかる。
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重い物の持ち上げ:誤った持ち上げ方をすると、腰に過度な負荷がかかる。
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運動不足:筋力が低下すると、椎間板への負担が増しやすい。
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過度な運動:特定のスポーツや激しい運動により、椎間板に過剰なストレスがかかる。
ヘルニアの予防策
ヘルニアを防ぐためには、日常生活での姿勢や習慣を見直すことが大切です。
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正しい姿勢を意識する
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デスクワーク時は椅子の高さを調整し、背筋を伸ばして座る。
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スマートフォンを使うときは、顔を下げすぎず目線を意識する。
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適度な運動を行う
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ウォーキングやストレッチを取り入れ、筋力を維持する。
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特に腹筋や背筋を鍛えることで、腰への負担を軽減できる。
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重いものの持ち方に注意する
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腰ではなく膝を使って持ち上げる。
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無理な動作をせず、周りの人と協力する。
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体重管理をする
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体重が増えすぎると腰に負担がかかるため、バランスの取れた食事を心がける。
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ヘルニアの対処法
もしヘルニアを発症してしまった場合、無理をせず適切な対応を取ることが重要です。
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安静にする
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痛みが強い場合は無理に動かさず、安静を心がける。
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ただし、長期間寝たきりになると筋力が低下するため注意。
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温熱療法・冷却療法を試す
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急性期(痛みが強い時)は冷やし、慢性期(痛みが落ち着いた時)は温めることで血行を促進する。
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整骨院での施術を受ける
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骨格の歪みを調整し、身体のバランスを整えることで負担を軽減する。
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痛みを和らげるためのマッサージやストレッチを行う。
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医療機関の受診も視野に入れる
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症状が改善しない場合や、日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合は、医師の診断を受ける。
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まとめ
ヘルニアは、姿勢や生活習慣の見直しによって予防できる可能性があります。もし症状が出た場合でも、適切なケアを行うことで回復が期待できます。整骨院では、ヘルニアに関する相談や施術を行っていますので、お気軽にご相談ください。